プロフィール
伊藤康英(いとう やすひで)
作曲家・指揮者・ピアニスト。1960年、静岡県浜松市生まれ。東京藝術大学音楽学部作曲科卒業、同大学院修了。
東京藝術大学、くらしき作陽大学、桐朋学園大学などで後進の指導にあたり、2025年度まで洗足学園音楽大学教授を務めた。現在は、洗足学園音楽大学客員教授、静岡大学客員教授(ピアノとウェルビーイング研究所)、常葉大学短期大学部音楽科客員教授、尚美ミュージックカレッジ専門学校 コンセルヴァトアール ディプロマ科講師。
日本音楽コンクール作曲部門入賞、静岡県音楽コンクール・ピアノ部門優勝、クードヴァン国際吹奏楽作曲コンクール入賞。日本管打・吹奏楽学会アカデミー賞(作曲部門・研究部門)受賞。
作品数は1000を超え、吹奏楽、管弦楽、オペラ、室内楽、歌曲、合唱曲、ピアノ曲など幅広い分野に及ぶ。交響詩《ぐるりよざ》は世界各地で演奏され、吹奏楽レパートリーを代表する作品の一つとして親しまれている。
オペラ《ミスター・シンデレラ》は再演を重ね、現代日本オペラを代表する作品の一つとして高い評価を得ている。ほかに《ある水筒の物語》《天生》《ねこはしる》などのオペラ作品がある。また、フルート、オーボエ、クラリネット、テナー・サクソフォーン、トランペット、トロンボーン、バス・トロンボーン、ユーフォニアムなどのための協奏曲やソナタは、それぞれの楽器の重要なレパートリーとなっている。
ユニークなピアノ連弾曲集『ぐるぐるピアノ』シリーズ(13冊)をはじめ、『伊藤康英歌曲集〔新編〕』、『コンサートで映える』シリーズ、『童謡・唱歌の素敵なピアノ伴奏』など、多数の出版物を手がける。ほかに《浜松市歌》や《伊達市歌》をはじめ、小学校・中学校・高等学校の校歌も数多く作曲している。
吹奏楽への造詣は深く、100曲を超える作品を作曲するとともに、東京佼成ウインドオーケストラをはじめ、日本・アジア・欧米の数多くの吹奏楽団を指揮。WASBE(世界吹奏楽会議)、WMC(世界吹奏楽コンテスト)、フリコルノ・ドーロ国際吹奏楽コンクールなど、国内外の作曲・演奏コンクールの審査員も務めている。また、全日本吹奏楽コンクール、WMC、台湾管楽協会などの課題曲を手がけた。
ピアニストとしても活動し、多くの声楽家や管楽器奏者と共演。オペラのコレペティートルとして研鑽を積み、歌曲やオペラの分野にも深い関心を寄せている。
著書に『吹奏楽作品 世界遺産100』(共著)、『メトード・ソルフェージュ』(共著)、『管楽器の名曲名演奏』など。音楽教科書の執筆にも携わる。
浜松ゆかりの芸術家顕彰。浜松市やらまいか大使。