プロフィール
作曲家。交響詩《ぐるりよざ》は、吹奏楽の世界的レパートリーとして知られ、これまでに100作以上の吹奏楽作品を発表。オペラ《ミスター・シンデレラ》は、2001年の初演以来たびたび再演を重ね、「オペラというジャンルを知悉した」と評された。声楽作品も数多く、《あんこまパン》は多くの声楽家に愛唱されている。また東日本大震災後に和合亮一氏の詩に付曲した《貝殻のうた》は広く歌われ、加藤登紀子もリリースしている。さらに、ピアノ連弾曲集《ぐるぐるピアノ》シリーズは、「ピアノの新しい楽しさを伝える楽譜」として話題を呼ぶ。その他《オーボエ・ソナタ》をはじめとする管楽器作品、《バリ島からの幻想曲’84》などの打楽器作品、《津軽三味線協奏曲》などジャンルを超えて多くの作品を発表し続けている。
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一方、東京佼成ウインドオーケストラなど多くの吹奏楽団を指揮、これまでにアメリカ、台湾、香港、タイ、韓国、ドイツ、イタリアにて指揮活動を繰り広げる。ピアニストとしても、特に声楽の伴奏者として多くの歌い手をサポートする。教育の分野でも高校の音楽教科書の執筆を行うなど、幅広い活動を繰り広げる。
東京藝術大学作曲科、同大学院修了ののち、同大学非常勤講師を長らく務め、現在、洗足学園音楽大学教授、尚美ディプロマコース、桐朋学園大学各非常勤講師。くらしき作陽大学非常勤講師としてオペラのコレペティを務めたこともある。
日本音楽コンクール作曲部門入賞、静岡県音楽コンクール・ピアノ部門優勝、日本管打・吹奏楽学会アカデミー賞を二度受賞。奏楽堂日本歌曲コンクール優秀共演者賞。
静岡県浜松市出身。浜松ゆかりの芸術家顕彰、浜松市やらまいか大使。
イトーミュージックや音楽之友社はじめ国内外の出版社で作品が出版されている。